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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第3章 身体計測~前日~ 【碧里編】
その日の午後、シミだらけの白衣を着た30代くらいの男性が、南校舎3階にある校長室の扉をノックして「すみません」と声をかけた。
小脇に薄いファイルを抱えながら。
室内から「どうぞ」と、しわがれた声がするのを聞き、扉を開けて入室する白衣の男性。
室内の窓際には、大きな机があり、その向こうに据えられているこれまた大きな椅子には、40代とおぼしき男性が腰掛けていた。
この人こそ、この学校の校長である坂本だ。
坂本は咳払いを一つしてから、白衣の男性に向かって言った。
「おお、水沢君か、久しぶりだな。ああ、そういえば明日は身体測定の日だったな。でも、前日にこうして会うのは初めてじゃないか? 何か問題でもあったのか?」
「ええ、ちょっと……。お渡しいただいた書類を読ませていただいたんですが、気にかかることがございまして……。なので校医として、坂本先生に再びご相談を……。何しろ、今までとまるで違う内容が追加されてますからね」
水沢は苦笑を浮かべて、言葉を続ける。
小脇に薄いファイルを抱えながら。
室内から「どうぞ」と、しわがれた声がするのを聞き、扉を開けて入室する白衣の男性。
室内の窓際には、大きな机があり、その向こうに据えられているこれまた大きな椅子には、40代とおぼしき男性が腰掛けていた。
この人こそ、この学校の校長である坂本だ。
坂本は咳払いを一つしてから、白衣の男性に向かって言った。
「おお、水沢君か、久しぶりだな。ああ、そういえば明日は身体測定の日だったな。でも、前日にこうして会うのは初めてじゃないか? 何か問題でもあったのか?」
「ええ、ちょっと……。お渡しいただいた書類を読ませていただいたんですが、気にかかることがございまして……。なので校医として、坂本先生に再びご相談を……。何しろ、今までとまるで違う内容が追加されてますからね」
水沢は苦笑を浮かべて、言葉を続ける。