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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第3章 身体計測~前日~ 【碧里編】
「本当に大丈夫なのかどうか、やはり心配で……」

「何を心配する必要があるのかね。私には全く分からないが……。君には確か、産婦人科医の免許もあるという話だっただろう?」

 坂本は自信に満ち溢れた様子で、胸を張っている。

 逆に水沢は、不安そうな態度で、持参したファイルを指し示しながら言った。

「それはそうなんですが……いや、しかし……。もう、はっきりと申し上げますと……こちらの指示書には、セクハラまがいの内容が書かれてるじゃないですか。こんなことをして、訴えられませんか」

「何を今さら。君だって、それを承知で、健康診断やその他イベントの際には、水沢医院を休診にして、本校に来てくれることになったはずじゃないか。当初の話し合いで、はっきり内容を説明しておいたはずだし、君もそのときは大いに乗り気だったのを覚えているぞ」

「それはそうかもしれません。ですが、そのときは、ここまで具体的な内容を知らされていなかったので。坂本先生が『女子生徒に対して、軽いボディータッチなどができる機会もある』とか、そんなことをおっしゃってましたので、てっきりその程度のことなのかと」




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