この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第18章 保健の授業~実技を終えて~ 【碧里編】
濃厚なキスが終わり、二人の舌を繋ぐ唾液の吊り橋を、柳瀬がちゅっと吸い取るのを見てから、碧里がおずおずと言う。
「あの……その……。柳瀬君……。お腹の中、熱くて……」
これを聞き、真っ赤だった柳瀬の顔色が、見る見るその色を失ってゆく。
目を見開き、軽く震えながら、柳瀬が呟くように言った。
「や、やっぱり……! 出したとき、何となくそんな気がしていたんだ……。何て言っていいのか分からないけど……ごめん……」
「あ、えっと……どこか破れちゃってたのかな」
「外れてはいないと思うし、多分そうかな。どちらにせよ、僕の責任だ……ごめん……」
「そんな……柳瀬君は悪くないよ」
ここで、杉浦が口を挟んだ。
「恋人同士かと思わせるほどの、愛に溢れる素晴らしい後戯の最中に申し訳ないが、昼休みまであと数分しかない。そろそろ後始末にかかろうか。続きは、放課後にでも、お互いの部屋でやっておいてくれ」
そこで、柳瀬が上体を起こしながら、軽く杉浦の方を振り向いて言った。
「杉浦先生、まずいことになりました」
「ん? どうした柳瀬」
「どうやら、コンドームに穴が開いてしまっていたようで……」
「あの……その……。柳瀬君……。お腹の中、熱くて……」
これを聞き、真っ赤だった柳瀬の顔色が、見る見るその色を失ってゆく。
目を見開き、軽く震えながら、柳瀬が呟くように言った。
「や、やっぱり……! 出したとき、何となくそんな気がしていたんだ……。何て言っていいのか分からないけど……ごめん……」
「あ、えっと……どこか破れちゃってたのかな」
「外れてはいないと思うし、多分そうかな。どちらにせよ、僕の責任だ……ごめん……」
「そんな……柳瀬君は悪くないよ」
ここで、杉浦が口を挟んだ。
「恋人同士かと思わせるほどの、愛に溢れる素晴らしい後戯の最中に申し訳ないが、昼休みまであと数分しかない。そろそろ後始末にかかろうか。続きは、放課後にでも、お互いの部屋でやっておいてくれ」
そこで、柳瀬が上体を起こしながら、軽く杉浦の方を振り向いて言った。
「杉浦先生、まずいことになりました」
「ん? どうした柳瀬」
「どうやら、コンドームに穴が開いてしまっていたようで……」