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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第23章 美術の授業~立ちポーズ~ 【胡桃編】
鈴木は少しだけ満足げな表情になったものの、変わらぬ淡々とした口調で、男子たちの方を向いて言った。
「じゃあ、これから好きな位置に移動してくれ。モデルを描く角度によっても、難易度が変化するから、どの位置から描くかっていうことは意外と重要だぞ。机は大きくて邪魔なだけだから後ろへ重ねておいて、椅子だけで移動するように。基礎的なことは、1年生の時に習ったはずなので、ここでは繰り返さないが、何か分からないことがあれば何でも聞いてきてくれよ。ではとりあえず、移動開始」
この号令で、男子たちは我先にと立ち上がり、騒々しく机を後ろへ押しやっていく。
そして、椅子を引きながら、幾人もの男子たちが、胡桃の真正面、それも最前列に集結した。
胡桃の身体を至近距離から拝むことのできるそのポジションをめぐって、小競り合いまで起きている。
そんな様子を見て、胡桃は「ほんと、馬鹿な男子が多いんだなぁ。何を必死になってるんだろう」と心の中で言いながら、顔を上気させ、膝を僅かに震わせていた。
後ろで組み合わされた手にも、力がこもっている。
「じゃあ、これから好きな位置に移動してくれ。モデルを描く角度によっても、難易度が変化するから、どの位置から描くかっていうことは意外と重要だぞ。机は大きくて邪魔なだけだから後ろへ重ねておいて、椅子だけで移動するように。基礎的なことは、1年生の時に習ったはずなので、ここでは繰り返さないが、何か分からないことがあれば何でも聞いてきてくれよ。ではとりあえず、移動開始」
この号令で、男子たちは我先にと立ち上がり、騒々しく机を後ろへ押しやっていく。
そして、椅子を引きながら、幾人もの男子たちが、胡桃の真正面、それも最前列に集結した。
胡桃の身体を至近距離から拝むことのできるそのポジションをめぐって、小競り合いまで起きている。
そんな様子を見て、胡桃は「ほんと、馬鹿な男子が多いんだなぁ。何を必死になってるんだろう」と心の中で言いながら、顔を上気させ、膝を僅かに震わせていた。
後ろで組み合わされた手にも、力がこもっている。