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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第31章 修学旅行~混浴露天風呂~ 【胡桃編】
 湯に完全に浸かると、今成たちに倣(なら)って、手ぬぐいを頭に乗せる矢上と胡桃。

 黙っていても気詰まりなだけなので、胡桃が思わず言った。

「気持ちいい~! ホント、ちょうどいい湯加減だね」

 胡桃の声は、ほんの僅かながら、上ずっている。

 クラスメイトの男子三名と一緒に、自らも全裸になって、同じ風呂にいるのだから当然だろう。

 三人の男子も「うん」や「そうだね」など、当たり障りのない答えを口々に言う。

 不自然なほど、身体ごと向こうへ向けながら。

 気を遣わせてしまっていることに、とっくに気づいている胡桃が言った。

「みんな、ごめん。私のせいで、気を遣わせてしまって……。今成君も西本君も、せっかくのんびり入ってたのに……。私はもうすぐ上がるから許してね」

 今成と西本は大げさなほど頭を振りながら、「そんなことはない」「こちらこそ気を遣わせてごめん」と口々に言っている。

 胡桃は心から「ありがとう」と言うと、内心「ホントにいい人たちだなぁ」と思っていた。




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