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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第34章 修学旅行~矢上と二人っきりで~ 【胡桃編】
矢上は苦笑しながら言った。
「やっぱ気づかれてなかったのか。まぁ、はっきり言わなかった俺が悪いからな。正直、こんなタイミングで告白することになるとは思わなかったけど……。ああ、返事は、今すぐには要らないから。ここで断られると、ものすっごく気まずいだろ。また落ち着いてるときとかに、聞かせてくれ」
頭が混乱しながらも、胡桃はすぐに言う。
「あ……その……私でよければ、お付き合いしてくれるかな。正直、今はまだ自分の気持ちがよく分かってないのも事実だけど……それでも私、慎也君のこと好きだと思うから。曖昧な言い方でごめんね」
ところが、矢上は心底嬉しそうな様子で、朗らかに笑って言った。
「いや、俺はめちゃくちゃ嬉しいんだけど。てっきり『そういう対象としては見てない』って答えだと思ってたから。取り繕ったり、無理をしたりせず、自分の思いを率直に言ってくれるとこ、胡桃らしいな。……じゃあ、俺たちはこれから、恋人同士なんだな! 胡桃の気が変わらないうちに、こうして宣言しておく」
「これからよろしく! でも……私ってそんなに気分屋に見えるの?」
「うーん、まぁ、時と場合による」
「あー! さっき、先生たちが入ってくる前も、そう言って別の事をはぐらかそうとしたでしょ! もう~!」
楽しげに笑い合う二人。
「やっぱ気づかれてなかったのか。まぁ、はっきり言わなかった俺が悪いからな。正直、こんなタイミングで告白することになるとは思わなかったけど……。ああ、返事は、今すぐには要らないから。ここで断られると、ものすっごく気まずいだろ。また落ち着いてるときとかに、聞かせてくれ」
頭が混乱しながらも、胡桃はすぐに言う。
「あ……その……私でよければ、お付き合いしてくれるかな。正直、今はまだ自分の気持ちがよく分かってないのも事実だけど……それでも私、慎也君のこと好きだと思うから。曖昧な言い方でごめんね」
ところが、矢上は心底嬉しそうな様子で、朗らかに笑って言った。
「いや、俺はめちゃくちゃ嬉しいんだけど。てっきり『そういう対象としては見てない』って答えだと思ってたから。取り繕ったり、無理をしたりせず、自分の思いを率直に言ってくれるとこ、胡桃らしいな。……じゃあ、俺たちはこれから、恋人同士なんだな! 胡桃の気が変わらないうちに、こうして宣言しておく」
「これからよろしく! でも……私ってそんなに気分屋に見えるの?」
「うーん、まぁ、時と場合による」
「あー! さっき、先生たちが入ってくる前も、そう言って別の事をはぐらかそうとしたでしょ! もう~!」
楽しげに笑い合う二人。