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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第45章 体育祭~借り物競争~ 【美緒編】
 黙って、少しずつ後ずさりするばかりの美緒に、わざとらしい様子で杉浦が言った。

「まさか、上岡……。この期に及んで、また嫌がってるんじゃないだろうな……。いや、まさか、そんなことが……」

「はっきり言います! 嫌です……!」

「いや、しかし……。最初に説明したように、この場で対応できる女子は、上岡ただ一人だ。一年生二年生の女子は体調不良で休んでいるし、女性教師はいないし、春日井と瀬戸川はこのあとのレースの準備だ。三枚とも同じ内容の紙みたいだから、困ったことにこのレースは一人のみ1着のポイントを獲得するだけで、残り二人は失格扱いとなるだろう。さてさて、最初に来たA組の吉岡と、上岡は性交するのか? それとも、やはり自分のクラスであるC組にポイントをもたらすべく、菊川とするのか? ここは上岡に選択権があるぞ」

 うつむいて首を振る美緒。

 あまりのことに、杉浦の言葉もほとんど頭に入ってこなかった。

 美緒は心の中で「こんなところでエッチしろだなんて! 今さらだけど、この学校の人たちは本当に頭がおかしいよ!」と叫ぶ。




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