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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第45章 体育祭~借り物競争~ 【美緒編】
 真っ先に美緒のもとへ走りついたA組の男子が、美緒に紙を見せながら、息を切らして言った。

「上岡さん、俺とセックスして!」

 突飛すぎるこの発言に、目を丸くして言葉も出ない美緒。

 嫌な予感はしていたものの、まさかここまでのこととは予想もしていなかったのだ。

 すると、続いて到着したB組の男子が黙って紙を見せる。

 うろたえながらも美緒がそれを確認すると、そこには「性交中の女子」とあった。

 A組男子が見せた紙にも、全く同じ内容が書かれている。

 さらに次の瞬間、美緒の羞恥と狼狽が最高潮に達することに。

 なんと、最後にやって来たC組の男子は、美緒が普段から仲良くしている菊川だったのだ。

 菊川は、美緒に負けず劣らず狼狽した様子で、紙を差し出したり、声をかけたりすることすら忘れているらしい。

 菊川の持つ紙は本人にしか見えなかったが、その場の誰もが「菊川の持つ紙にも、同様の内容が書かれているんだろう」と分かった。

 そして、周囲の男子たちは、興奮に双眼をきらめかせて待っている。




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