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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第7章 身体計測~女子のみ追加検査決定~ 【碧里編】
追い詰められた碧里は、せわしなくきょろきょろと目を泳がせる。
全裸になるなど、不可能とも思えるほどに恥ずかしい碧里だったが、この検査を拒否した後の事が怖かった。
校長に報告されるだけでも重大なことなのに、罰が下される可能性まであるというのだ。
どの程度の罰なのかは碧里には知る由もなかったが、もし万が一にも、停学処分などであれば、皆勤賞は断念せざるを得なくなるし、それどころか受験にすら響いてくる。
それにまた、「通常よりもはるかに安い学費で通わせてもらっている」という弱みも、碧里に重くのしかかっていた。
そして、もしここで学校との関係が破綻してしまい、どこかよそへ転校することになった場合を考える碧里。
3年生になった今さら転校するというだけでも、大変なことだと碧里には思えてきた。
今さら、全く知らない人たちの中で、なじんでいかなければならないのだ。
さらに、「ここほど安い学費の高校は他にはない」という事実も、碧里には分かりすぎるほど分かっていた。
つまり、今になって転校するのはリスクが大きすぎて、碧里には不可能ということだ。
ということで、ここで検査を拒否して、校長らを怒らせると、場合によっては最悪な未来まで容易に想像できた碧里。
碧里の心は大きく揺れていた。
全裸になるなど、不可能とも思えるほどに恥ずかしい碧里だったが、この検査を拒否した後の事が怖かった。
校長に報告されるだけでも重大なことなのに、罰が下される可能性まであるというのだ。
どの程度の罰なのかは碧里には知る由もなかったが、もし万が一にも、停学処分などであれば、皆勤賞は断念せざるを得なくなるし、それどころか受験にすら響いてくる。
それにまた、「通常よりもはるかに安い学費で通わせてもらっている」という弱みも、碧里に重くのしかかっていた。
そして、もしここで学校との関係が破綻してしまい、どこかよそへ転校することになった場合を考える碧里。
3年生になった今さら転校するというだけでも、大変なことだと碧里には思えてきた。
今さら、全く知らない人たちの中で、なじんでいかなければならないのだ。
さらに、「ここほど安い学費の高校は他にはない」という事実も、碧里には分かりすぎるほど分かっていた。
つまり、今になって転校するのはリスクが大きすぎて、碧里には不可能ということだ。
ということで、ここで検査を拒否して、校長らを怒らせると、場合によっては最悪な未来まで容易に想像できた碧里。
碧里の心は大きく揺れていた。