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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第8章 身体計測~全裸に~ 【碧里編】
 しかし、ベッドの上へと移動した碧里に対し、水沢の容赦ない指示が飛ぶ。

「では、性器の検査を始めるので、その手をどかすように」

 碧里は一瞬、耳を疑ったが、次の瞬間には抗議が口をついて出ていた。

「そ、そんな検査……! 聞いてません!」

「事前に知らせる必要もないという学校側の判断だろう。何にせよ、もう決定事項だ。嫌なら、ここで終了ということにしても、俺は一向に困らないぞ」

 自分の一人称をうっかり「俺」にしてしまい、しかもそれに気づかないほどに興奮していた水沢。

 それでも、声の調子はつとめて平静を装おうと本人なりに努力しているようだ。



 碧里は絶え間なく襲い来る羞恥と緊張に、半ば呆然としながら悩んでいた。

 だが、幾ら考えても、結局はさっきの「15分間だけ我慢した方が良い」という考えに行き着いてしまう。

 いまだ処女で、小学校低学年以降は父親にすら裸を見せたことがない碧里にとっては、こんなに大勢の男性の前で全てをさらけ出してしまうことなど、想像を絶する事態に違いなかったが。




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