この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
潮騒
第11章 正一郎の帰還 ー白波ー
夜、久々の夫婦の時間が訪れる。

郁男に乳をやって、布団の端に寝かしつけると、隣の布団の上に座して待っていた正一郎に組み敷かれる。

ゆうに一年以上空いている。

それでも、互いの身体を忘れることはなかった。

「…あんまり触らんとって…乳が出る…」

キュッと摘まれると、以前は快感でピンと硬く立った乳首は、じわ、と白い乳が滲む。
菊乃は顔を背け、下唇を噛む。

滲んだ乳を舐め取り、正一郎は手を下腹部に這わせた。

舐めて濡らした指で、菊乃の敏感な部分を優しく触る。

「んッ…はァッ…」

正一郎の指の動きに応えるように、じわじわと湿り気を帯びてくる。

正一郎によって開かれた花は、二度の出産を経て、昔の硬く閉じた貝の面影はすでにない。
濡れて開いた花弁の頂点に、赤く熟れた果実が光る。熟れた果実と滴る蜜を見せつけて虫を誘う食虫植物さながらに、正一郎を誘う。

潤いを指で掬ってはその果実に擦り込むと、ピクピクと反応する。
入り口に添えた指すらも呑み込もうとするその動きに、ごくりと生唾を飲み、正一郎は下帯を解いた。



/167ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ