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潮騒
第16章 再会の夜 ー上げ潮ー
湯を掛けると正一郎が目を細め、
「すっきりするなぁ…」
と呟く。
「このくらいでええかな?」
風呂を出ようと立ち上がった菊乃の手を、正一郎がぐっと握って引っ張る。
「まだや。コッチも頼むわ。」
そう言って指差したのは、手拭いを渡した股。
中心がぐっと持ち上がり、三角屋根のようになっていた。
「…もぅ…」
呆れて溜息をついた菊乃に笑いながら、
「お前が風呂になんぞ入ってくるからやろうが。布団まで我慢しよう思とったのに。」
菊乃を自身の前に立たせ、単衣の紐を解く。
顔と首、肘から手、膝から下は日焼けして真っ黒だが、はらりと単衣を取り去ると、それ以外の、隠されていた部分は以前と変わらず、息を呑むほどに白い。匂い立つような女の身体がそこに在った。
脱がせた単衣をすのこにぞんざいに放り投げ、膝まづかせる。
はらりと手拭いを取り去ると、隆々とそそり勃つ剛直。
二年ぶりに目にするそれに、菊乃は軽く微笑み、そっと手を添えて、その先端を口に含んだ。
「すっきりするなぁ…」
と呟く。
「このくらいでええかな?」
風呂を出ようと立ち上がった菊乃の手を、正一郎がぐっと握って引っ張る。
「まだや。コッチも頼むわ。」
そう言って指差したのは、手拭いを渡した股。
中心がぐっと持ち上がり、三角屋根のようになっていた。
「…もぅ…」
呆れて溜息をついた菊乃に笑いながら、
「お前が風呂になんぞ入ってくるからやろうが。布団まで我慢しよう思とったのに。」
菊乃を自身の前に立たせ、単衣の紐を解く。
顔と首、肘から手、膝から下は日焼けして真っ黒だが、はらりと単衣を取り去ると、それ以外の、隠されていた部分は以前と変わらず、息を呑むほどに白い。匂い立つような女の身体がそこに在った。
脱がせた単衣をすのこにぞんざいに放り投げ、膝まづかせる。
はらりと手拭いを取り去ると、隆々とそそり勃つ剛直。
二年ぶりに目にするそれに、菊乃は軽く微笑み、そっと手を添えて、その先端を口に含んだ。