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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第17章 歩み寄る心
そういうと結翔は横を見て雅を見つめた。
「嬉しいっていってもコンビニのアイスだし…」
「それでもいいじゃん?知らなかったから用意できなかった。だけど何かの形でって言うので一緒に食えるのを選んでくれたらそれは嬉しい」
「だけど。」
「いいんだよ、ありがとうな?」
そう笑う結翔の顔を直視出来なくなっている雅。そっと雅の手に触れた結翔はアイスクリームを取ると机に置いた。
「結翔…さん?」
「そろそろ取ってみる?その"さん"」
「えっと…でも」
「ん?」
「結翔って…」
「そうだね、いいんじゃね?もう…」
「嬉しいっていってもコンビニのアイスだし…」
「それでもいいじゃん?知らなかったから用意できなかった。だけど何かの形でって言うので一緒に食えるのを選んでくれたらそれは嬉しい」
「だけど。」
「いいんだよ、ありがとうな?」
そう笑う結翔の顔を直視出来なくなっている雅。そっと雅の手に触れた結翔はアイスクリームを取ると机に置いた。
「結翔…さん?」
「そろそろ取ってみる?その"さん"」
「えっと…でも」
「ん?」
「結翔って…」
「そうだね、いいんじゃね?もう…」