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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第20章 信じることの強さ
「雅…?」
「…忘れちゃった。」
「はぁ?」
「…信じてるから」
「ん?」
そう…
着信の相手が【田島さんだ】なんて直接見聞きしなくても解る…
だけど…
雅のが大事だって言ってくれたそれだけで…
結婚がどうとか…
蜜愛がどうとか…
そんなの関係ない…
「雅?本当にいい?」
「信じるよ…結翔君のくれる言葉。」
「…嘘かもしれないよ?それでもか?」
「大事なときにはぐらかしたり騙したりする人じゃないって解ってるつもりだもん」
そう言うとゆっくりと顔を上げた雅はふわりと笑いかけた。
「…忘れちゃった。」
「はぁ?」
「…信じてるから」
「ん?」
そう…
着信の相手が【田島さんだ】なんて直接見聞きしなくても解る…
だけど…
雅のが大事だって言ってくれたそれだけで…
結婚がどうとか…
蜜愛がどうとか…
そんなの関係ない…
「雅?本当にいい?」
「信じるよ…結翔君のくれる言葉。」
「…嘘かもしれないよ?それでもか?」
「大事なときにはぐらかしたり騙したりする人じゃないって解ってるつもりだもん」
そう言うとゆっくりと顔を上げた雅はふわりと笑いかけた。