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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第33章 好き…キライ…愛してる

「結翔…?」
「…」
結翔は無言のまま雅に向けて右手を差し出した。そうして、そっと…ふっと笑いかけた。
「この手を取るか取らないか…今決めて?」
「結…翔……?」
「ただ…手を取ったら約束するから。何があっても雅を守る…裏切ることはしない。」
「……ッ」
「不安にさせることもあるし、今日みたいに喧嘩するかも知れない…」
「……」
「でも…ずっと変わらないものを雅に伝え続けるから。……どうする?」
どうするなんて…
答えは決まってる…
でも…
「でも私嫌いって…」
そうだよ…
言っちゃった…
「…」
結翔は無言のまま雅に向けて右手を差し出した。そうして、そっと…ふっと笑いかけた。
「この手を取るか取らないか…今決めて?」
「結…翔……?」
「ただ…手を取ったら約束するから。何があっても雅を守る…裏切ることはしない。」
「……ッ」
「不安にさせることもあるし、今日みたいに喧嘩するかも知れない…」
「……」
「でも…ずっと変わらないものを雅に伝え続けるから。……どうする?」
どうするなんて…
答えは決まってる…
でも…
「でも私嫌いって…」
そうだよ…
言っちゃった…

