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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第36章 証
「さて…支度していきますか。」
「え?行くって…どこに?」
「デート」
そう言う結翔の穏やかな顔に雅は嬉しくなった。そうして支度を簡単に済ませると結翔の車に乗り込もうとした、その時だった。
「雅?前乗んな?」
「だめだよ、後ろで良い!」
「いいから、もういいでしょ。後ろに乗らなくても。」
「…でも…」
「不都合ある?」
あんなにリスクを嫌う結翔が…
助手席に乗ってなんてした所撮られたら…
最大の餌…それどころか今後に影響する…
「雅?何考えてる?」
「…でも」
「え?行くって…どこに?」
「デート」
そう言う結翔の穏やかな顔に雅は嬉しくなった。そうして支度を簡単に済ませると結翔の車に乗り込もうとした、その時だった。
「雅?前乗んな?」
「だめだよ、後ろで良い!」
「いいから、もういいでしょ。後ろに乗らなくても。」
「…でも…」
「不都合ある?」
あんなにリスクを嫌う結翔が…
助手席に乗ってなんてした所撮られたら…
最大の餌…それどころか今後に影響する…
「雅?何考えてる?」
「…でも」