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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第8章 踏み出す一歩の道
それから1日を気付けばすぎていた。ふとなんて事のない1日をぼーっと過ごしてしまっていた。

♪ピリピリリ…リン♪


【今終わったから。すぐ向かうから待ってて】


「やっぱり業務用…」

そうして支度をある程度済ませていたためすぐに出ることが出来た。マネージャーの車がマンション下に着くとまた連絡した。

【駐車場来れそう?】

そうして結翔のメールを読んですぐに降りる雅。

「お帰りなさい」
「うん、ただいま。行くよ?」

そうして雅が車の後部席に乗ると結翔は車を出した。
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