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いとかなし
第13章 こいすちょう わがなはまだき たちにけり
自分で聞いておきながら拗ねるのは、自分でも十分大人気ない事は分かっているけれど、やっぱりモテたという事実にもやもやする。

「糸、はい、あーん」

フォークに刺したマスカットを差し出す啓司と、甘いものに糸は頬を緩めてしまう。

余裕の笑顔を浮かべる啓司に、自分の子供っぽさを痛感する。

「明日、午後から試合なんだけど、空いてるなら一緒に行かない?」

「行きます」

「一緒にお風呂入らない?」

「入りま…せん!」

「ちぇっ、流れからしてオッケーしてくれると思ったのに」

「お先にどうぞ!疲れてるでしょ?」

背中を押されてキッチンを出て行く啓司。

昨夜あんなに激しく求められて、今日だってしたいけれどまた一人にされるのは耐えられそうになかった。
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