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いとかなし
第15章 ゆうづきし おおいなせそくも
終電まで1時間強。
「飲み直します?それともなんか軽く…あ、糸さんアイス好き?」
「あ、うん、好きだけど…」
「俺の知ってる店、めっちゃ美味いから!」
賢都は糸の手を握ると前を歩き始めた。
店までは徒歩10分、小さなバーだった。
飴色のドアの向こうは芳しいコーヒーの香りが漂っていた。
「東山さん、アフォガードと、ジェラート一つずつね」
カウンターに並んで座ると、程なくしてアフォガードとジェラートが出てくる。
「んんっ!美味しいっ!!」
「でしょ?絶品なんだよね」
デザートに軽めのカクテルで、二人だけの乾杯をする。
賢都は終始上機嫌で、過去の失敗を面白おかしく話していた。
終電の時間が近づくと、糸は落ち着かなくなる。
「飲み直します?それともなんか軽く…あ、糸さんアイス好き?」
「あ、うん、好きだけど…」
「俺の知ってる店、めっちゃ美味いから!」
賢都は糸の手を握ると前を歩き始めた。
店までは徒歩10分、小さなバーだった。
飴色のドアの向こうは芳しいコーヒーの香りが漂っていた。
「東山さん、アフォガードと、ジェラート一つずつね」
カウンターに並んで座ると、程なくしてアフォガードとジェラートが出てくる。
「んんっ!美味しいっ!!」
「でしょ?絶品なんだよね」
デザートに軽めのカクテルで、二人だけの乾杯をする。
賢都は終始上機嫌で、過去の失敗を面白おかしく話していた。
終電の時間が近づくと、糸は落ち着かなくなる。