この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater19.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
いとかなし
第18章 ますらおも かくこいけるを
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
きっぱりと、はっきりと、啓司の瞳を見つめ返して応えた。
「うん…ごめん、ごめんね」
通話の切れたスマホはすぐ啓司の手に渡り、ブランケットの渦の中に落とされた。
音も立てずに静かに横たわるスマホを見送る。
「…ぁの…何か言って…?」
「糸が好きだ」
「私も、ッン」
返事はキスに呑み込まれる。
「…ぅふっ…ンンッ…」
性急に唇を割って入ってきた啓司の舌に糸は自ら迎えにいく。
ねっとりと舌を絡め会い、糸は背伸びをして啓司の首に両手を回した。
「ふぁ…ぅっ…ゃ、だぁ…」
離れていく啓司の唇を糸は必死に追い求める。
「ここでする?外から見られてもいいの?」
「やだっ…けどっ…今は…離れたくないっ…」
「うん…ごめん、ごめんね」
通話の切れたスマホはすぐ啓司の手に渡り、ブランケットの渦の中に落とされた。
音も立てずに静かに横たわるスマホを見送る。
「…ぁの…何か言って…?」
「糸が好きだ」
「私も、ッン」
返事はキスに呑み込まれる。
「…ぅふっ…ンンッ…」
性急に唇を割って入ってきた啓司の舌に糸は自ら迎えにいく。
ねっとりと舌を絡め会い、糸は背伸びをして啓司の首に両手を回した。
「ふぁ…ぅっ…ゃ、だぁ…」
離れていく啓司の唇を糸は必死に追い求める。
「ここでする?外から見られてもいいの?」
「やだっ…けどっ…今は…離れたくないっ…」
![](/image/skin/separater19.gif)
![](/image/skin/separater19.gif)