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いとかなし
第18章 ますらおも かくこいけるを
啓司は一瞬目を丸くして、直ぐに和やかな笑みを浮かべると、身を屈めて糸の膝裏に手を差し込むとふわりと横向きに抱き上げた。

「おやすみ、よる…邪魔すんなよ?」

よるを一瞥すると、啓司はゆっくりと階段を昇った。

「ドア、開けて?」

「…いいの?」

「何で?」

糸は少し俯いてノブを回した。

鎮座したベッドが今夜は卑猥に映る。

ギシッと二人分の重みにベッドが軋む。

啓司の膝の上に乗せられたまま、首筋に唇を押し当てられる。

「昨夜…初めてここに入れたから…」

「入ればいいのに、簡単に出られないけどね」

瞳を合わせて微笑み合えば、それを合図にまた唇が重なった。



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