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いとかなし
第5章 みをつくしてや   恋ひわたるべき
まるでお祭り騒ぎのようなそこには千津子や真千子もいて、糸は少しホッとした。

「はい、もう出ていいよ」

ケージを開けるとよるとさら、はれが飛び出してきた。

最後にしぐれだけがそろそろと顔だけを覗かせており、糸が手を出すと恐る恐る周りを伺った。

「糸、おはよ」

千津子が歩み寄るとしぐれはびくっと縮こまる。

「新入りよね?まーた拾ってきたのねー」

千津子に撫でられてまんざらでもないしぐれは早速喉をならした。

草野球の試合兼親睦会。

野球チームが必要数以上にできそうな人の数、そしてタープの数。

小規模な大会さながらだった。

「啓司さん、もう囲まれてるね」

四方八方から挨拶され、啓司はあちこちに手を振っている。
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