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新しい生活
第12章 悪魔の囁き…
言われるがまま…だった。
そんな記録が残されているなんて思ってもみなかった。

「勿論、誰にも見せないですよ…僕の言う事を聞いて頂ければ…ね」
薄ら笑いを含んだ言い方の様に感じた。

愕然としていた。膝が震えてるのが解った…今までの自分の愚行は取り消しが出来ないと感じた。
それと同時に身の危険も…

「…お願い、そんなの消して下さい…本当に困ります…」
自分でも、どうしていいか解らず、不安だけが残った。

「江田さんが、撮ったんですよ…僕ではないですよ…でも…あの日、朋香さんも…愉しんでいたですよね…、この表情、なかなかですよ…」
そんな画面を見る事が出来なかった…

「…結婚するまで、いいでしょ?約束しますよ…」
鄭さんの手が身体に伸びてきていた…

身体は、強張っていた…
こんなタイミングで、あんな痴態の記録が残っているなんて…
自分の愚かさを羨んだ…

「結婚は進んでいるんでしょ…?ふふふ…今が一番、旬ですよね…熟れた身体も…」
「…や、約束してください、消すって…そうじゃないと…」

「…約束してくれるならね…朋香さん…」
蛇に睨まれた蛙…とは、まさにこの事の様に感じた。



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