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新しい生活
第13章 罠3
いったい何時になっていたのか、解らなかった…
何度、昇り詰めたのか…気が付いたら、鄭さんの横で、蹲る様にベッドの上で寝ていた。
壁の時計を見ると、深夜の2時であった…

「寝てしまったみたいですね…お互い…」鄭さんの声がした。
身体に手が再び、伸びてくる…
乳房に鄭さんの手が伸びてきた。乳首の先を軽く摘ままれた。
「嫌……んんっ…」身体が指の動きに反応していた。
「あんまり…意地悪しないで…」身体を反らせながら言った。

「良い反応しますよね…ほんとに…フィアンセが羨ましいですよ…」
「会社でも…相当に身体を狙われてそうだね…」

鄭さんの言葉に、否応でも反応をしてしまう…
恥ずかしさが混み上がって、身体は再び、熱くなるのが解った。

「今日は泊まれるんですよね…」
「え…、う、うん…」

曖昧な返事をした。正直、私の身体は鄭さんに慣れていってる気がした。
「江田さんとは、どの位、お付き合いしたんですか?」
不意な質問に少し驚き
「…半年?あんまり覚えてなくて…そんな事気になるの?そんな事聞かないで…」
私は、質問をはぐらかそうと思った。


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