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kiss
第4章 ★rouge
チュク……ヴヴ。
「はッ……ぅあ」
コリ。
「んふッッ」
何回イったんだろう。
「ぁん、やッ」
可愛い。
どこが弱いかも知り尽くした。
バイブを操り、舞の乳房を頬張る。
コロコロと転がして。
唇で吸い上げる。
尖った頂きにキスをする。
私の中に入ってたバイブが舞を犯してる。
その事実に顔が歪む。
「ゆみぃ」
涙で濡れた目。
傷ついた目。
「なんで……ぅんッ、なんで」
スイッチを切り、ズルッと抜く。
舞はもう声を上げなかった。
泣きながら、私を見ている。
つぶらな瞳。
無垢な瞳。
「あたしは、友美が好きで……」
言い切れずにしゃくりあげる。
バイブが指から落ち、床に転がった。
「でも……友美の好きとはちがう」
世界が暗転する。
快感なんてなかったように体は冷めて。
意識は醒めて。
「なんで」
今度は私の番だよ。
舞。
なんで。
どうして。
「同じ時間を同じ気持ちで過ごしてきたのに……きたはずなのにっ、なんで違うの」
「友美ぃ、怒鳴んないでよ」
「怒鳴ってないじゃない! 私は、舞のことを誰よりも愛してるから」
泣かないで。
泣かないでよ。
私まで涙を我慢出来なくなる。
好きなのに。
お互い大切なのに。
「大好きだから…」
受け入れてくれるなんて
本気で思ってた?
舞に縋る。
散々弄んだ体に。
「好き」
「違う」
「大好き」
「違うよ、友美」
「否定しないでっ」
舞が困った顔をしてる。
私のせいで。
「間違ってるよ」
「舞…」
「友美を許すよ。今なら許せる。でもね、恋人じゃないん」
ダンッ。
ベッドの格子が揺れる。
たった今殴った格子が。
呆然とする舞を抱き締める。
「そんなこと云わないで」
「言う」
「やだ」
「言うの」
グイッと離される。
いつもの舞がそこにいる。
「友美は親友だもの」
その笑顔で私を殺すんだ。
いつもいつも。
そんな無垢な目で言われたら、気持ちを殺すしかないじゃない。
「友美」
ベッドに横たわって何分経ったんだろう。
「大好きよ」
「ありがと、舞」
その大好きは、私には響かない。
その大好きは、欲しくない。
暗くなる視界で、ぼんやり思った。
恋より辛いこのスキは
なんて名前?
「はッ……ぅあ」
コリ。
「んふッッ」
何回イったんだろう。
「ぁん、やッ」
可愛い。
どこが弱いかも知り尽くした。
バイブを操り、舞の乳房を頬張る。
コロコロと転がして。
唇で吸い上げる。
尖った頂きにキスをする。
私の中に入ってたバイブが舞を犯してる。
その事実に顔が歪む。
「ゆみぃ」
涙で濡れた目。
傷ついた目。
「なんで……ぅんッ、なんで」
スイッチを切り、ズルッと抜く。
舞はもう声を上げなかった。
泣きながら、私を見ている。
つぶらな瞳。
無垢な瞳。
「あたしは、友美が好きで……」
言い切れずにしゃくりあげる。
バイブが指から落ち、床に転がった。
「でも……友美の好きとはちがう」
世界が暗転する。
快感なんてなかったように体は冷めて。
意識は醒めて。
「なんで」
今度は私の番だよ。
舞。
なんで。
どうして。
「同じ時間を同じ気持ちで過ごしてきたのに……きたはずなのにっ、なんで違うの」
「友美ぃ、怒鳴んないでよ」
「怒鳴ってないじゃない! 私は、舞のことを誰よりも愛してるから」
泣かないで。
泣かないでよ。
私まで涙を我慢出来なくなる。
好きなのに。
お互い大切なのに。
「大好きだから…」
受け入れてくれるなんて
本気で思ってた?
舞に縋る。
散々弄んだ体に。
「好き」
「違う」
「大好き」
「違うよ、友美」
「否定しないでっ」
舞が困った顔をしてる。
私のせいで。
「間違ってるよ」
「舞…」
「友美を許すよ。今なら許せる。でもね、恋人じゃないん」
ダンッ。
ベッドの格子が揺れる。
たった今殴った格子が。
呆然とする舞を抱き締める。
「そんなこと云わないで」
「言う」
「やだ」
「言うの」
グイッと離される。
いつもの舞がそこにいる。
「友美は親友だもの」
その笑顔で私を殺すんだ。
いつもいつも。
そんな無垢な目で言われたら、気持ちを殺すしかないじゃない。
「友美」
ベッドに横たわって何分経ったんだろう。
「大好きよ」
「ありがと、舞」
その大好きは、私には響かない。
その大好きは、欲しくない。
暗くなる視界で、ぼんやり思った。
恋より辛いこのスキは
なんて名前?