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第14章 真夜中の薔薇

「…こんなに乱れて…可愛い梨央…」
綾香は梨央の花園から唇を離し、今度は長く美しいゆびで花芯を押し開く。
「貴方の中、もうすっかり熟しきっているわ…。まるでガーネットのような色…なんて綺麗なの…」
「…ああっ…！お…ねえさま…いや…みないで…」
綾香に自分の秘所の中まで間近で見られていることに、気を失いそうな恥ずかしさを感じ、梨央は震えながらしかし、その快感に耐える。
「…熱いわね…梨央の中は…熱くて…滑らかで…吸いつくの…」
そう言いながら、綾香の指はしなやかに梨央の花芯の奥に進む。
「…ああっ…！は…あ…っ…んん…おねえさまの…ゆびが…はいっ…て…」
梨央の震える可憐な唇に綾香は微笑みながらキスを落とす。
「嬉しい…？梨央…」
「…うれし…」
「私の指がほしかったの？」
「…おねえさまの…ゆび…ほしかった…」
無垢な瞳に涙を一杯溜め、綾香を見つめる。
綾香はたまらずに梨央に濃厚なキスを与える。
「…可愛い梨央…！可愛くて可愛くて…壊したくなる…」
「…んんっ…はあ…っ…おねえさま…こわして…梨央をこわして…おねがい…！」
「…もう…どうしてそんなにいじらしいことばかり言うの…？」
腹立たしげな言葉と裏腹に、綾香は梨央の髪を優しく撫で下ろす。
「…だって…梨央は…おねえさまがすき…だいすき…あいしているの…おねえさまがすべてなの…だから…こわして…」
梨央の目尻から透明な水晶のような涙が溢れ落ちる。
綾香はその涙を愛しげに吸い取り、
「…壊してあげるわ、梨央…。私のやり方でね…」
と、囁く。
そして、改めて梨央の花園の奥に進む。
「…ああっ…ん…っ…！」
「…すごい…貴方の中がすごく締まって…私の指を離さないの…きつくて…熱い…」
「…おね…えさ…ま…あ…っ…は…あ…っ…んん…」
綾香の長く優美な指が更に奥へと進み、馴染むのを待つ。
梨央の髪を優しく撫で、額にキスをし、
「…もう…馴染んだ…？…動いても…いい…？」
梨央は蕩けるような眼差しで、綾香を見つめ頷く。
「…うごい…て…おねえ…さま…」
綾香の指がしなやかに、梨央のまだ初々しくしかし、徐々に熟れつつある蜜壺の中を這い回る。
綾香の人差し指と中指は次第に梨央の蜜壺を犯すように大きく動き出した。