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真珠浪漫物語
第15章 Under The Rose
綾香の美しい漆黒の闇のような瞳が梨央を見つめる。
「…お姉様…愛しています…!」
思わず梨央は綾香に自分からキスをする。
梨央の不器用だが必死のキスは、綾香にしなやかに絡めとられ、梨央の可憐な唇はやすやすと綾香にこじ開けられ、震える舌は綾香のそれに大胆に絡められ、思う様に犯されていく。
「…んんっ…おね…さま…は…あっ…」
梨央はあっけなく綾香が与える快楽に翻弄される。
綾香は愛しげに梨央の口内を犯しながら
「…今は梨央だけよ…梨央が可愛くて可愛くて仕方がない…!清らかで…美しくて…でも隠しようもなく淫らで…」
と、睦言のように繰り返す。
「…お姉様…うれし…い…」
ひとしきり濃厚なキスを交わし、二人は額をつけて微笑みあう。
梨央はまだ涙を流しながら綾香を抱きしめる。
そして、溢れる涙を拭おうともせずに、
「…お姉様…お願いがあります…」
綾香を見つめて言った。
「…なに?梨央の願いならなんでも叶えてあげる…」
綾香の美しい指が梨央の頬の涙を優しく払う。
「…私も…お姉様と…身も心も愛し合いたい…お姉様と…ひとつになりたい…」
綾香の大きな瞳が更に見開かれる。
「…梨央…」
梨央は綾香に跪く。
そしてその魅惑的な麝香の香りがする腰に抱きつき、頬擦りし、懇願する。
「…お姉様のすべてが見たい!お姉様に触れたい!お姉様を感じたい!…私だけが気持ちよくなるのではなく…お姉様にも気持ちよくなっていただきたいの…!」
「…梨央…」
…蓄音機のドイツ人歌手はもう歌を歌っていない。
レコードが回り、針が僅かな音を立てるだけだ。
綾香はゆっくりと、梨央を抱き起こし、妖艶な笑みを浮かべ、囁いた。
「…いいわ。…可愛い私の梨央…。
貴方に私のすべてをあげる…」
「…お姉様…愛しています…!」
思わず梨央は綾香に自分からキスをする。
梨央の不器用だが必死のキスは、綾香にしなやかに絡めとられ、梨央の可憐な唇はやすやすと綾香にこじ開けられ、震える舌は綾香のそれに大胆に絡められ、思う様に犯されていく。
「…んんっ…おね…さま…は…あっ…」
梨央はあっけなく綾香が与える快楽に翻弄される。
綾香は愛しげに梨央の口内を犯しながら
「…今は梨央だけよ…梨央が可愛くて可愛くて仕方がない…!清らかで…美しくて…でも隠しようもなく淫らで…」
と、睦言のように繰り返す。
「…お姉様…うれし…い…」
ひとしきり濃厚なキスを交わし、二人は額をつけて微笑みあう。
梨央はまだ涙を流しながら綾香を抱きしめる。
そして、溢れる涙を拭おうともせずに、
「…お姉様…お願いがあります…」
綾香を見つめて言った。
「…なに?梨央の願いならなんでも叶えてあげる…」
綾香の美しい指が梨央の頬の涙を優しく払う。
「…私も…お姉様と…身も心も愛し合いたい…お姉様と…ひとつになりたい…」
綾香の大きな瞳が更に見開かれる。
「…梨央…」
梨央は綾香に跪く。
そしてその魅惑的な麝香の香りがする腰に抱きつき、頬擦りし、懇願する。
「…お姉様のすべてが見たい!お姉様に触れたい!お姉様を感じたい!…私だけが気持ちよくなるのではなく…お姉様にも気持ちよくなっていただきたいの…!」
「…梨央…」
…蓄音機のドイツ人歌手はもう歌を歌っていない。
レコードが回り、針が僅かな音を立てるだけだ。
綾香はゆっくりと、梨央を抱き起こし、妖艶な笑みを浮かべ、囁いた。
「…いいわ。…可愛い私の梨央…。
貴方に私のすべてをあげる…」