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帝警備淫夢譚
第3章 城田美和、治療はひとりエッチ
タイツの中に男の手が侵入、敏感なゾーンに到達した。
お漏らし状態になっていることは自分でも分かる。快感は増すばかり。声が出そう。

「ヌルヌルだな」

言うやいなや、男の中指と人差し指が私の蜜壺に入り込み、混ぜ始める。最初から激しい。
やめてよっ!言えないけれど…。
でも…。ダメ、こんな状況で感じるとか、絶対ダメ!でもっ!
おかしいの!私の身体!

「イクの我慢すると体によくねーぞ」

あああ…イキそう…もうダメ…

ガンッ!!

ドアが開いた。
男は私の蜜壺から指を抜き身構える。

「くっんっ!」

抜き去る瞬間、強い快感で声が出ちゃう。

身構えた男の肩にはいつの間にか小さな矢が刺ささっている。くぐもった声が聞こえた。

ビリっ!!

刺さった矢が一瞬光る。男が崩れ落ちる。どうやら気絶したようだ。

「大丈夫ですか!?」

女の子が固まっている私に声をかけてきた。

え!?!?
次長にセクハラされていた彼女じゃない!?
大丈夫だと答える私に頷くと、彼女はペン型のマイク?に向かって、ターゲット確保と繰り返す。

一分もしない内に二人の男の人が現れて、気絶しているターゲット?をどこかに連れて行く。別の男の人がお店の人と話している。

「コレ、薬…放っておくと危険ですから使ってください」

彼女から軟膏のようなものを渡される。
一時間以内に、コレを、説明書の通り使うようにと。

何が何だかわからないけれど、とにかく彼女の言う通りにした方が良さそうだ。そういう力強さが、彼女の言葉にはある。

幸い、自宅マンションは徒歩10分。彼女は部屋の前までついて来てくれた。

「気持ち悪いでしょうからまずシャワーをして。それからすぐに軟膏を塗って下さい」

終わったら声をかけてほしいと、それまで部屋の前で待っているからと、彼女は言う。部屋に上がってもらうことも考えたが、来客を予定していない1ldkは地獄絵図だ。苦笑いでそれを伝えると、気にしないでと返ってきた。
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