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帝警備淫夢譚
第12章 城田美和、秘密特訓に励む
御殿様、お見事です…。私も…。

もうイキそう…でもここで耐えれば…太兵衛を必ず絶頂に導くことが出来る!!

「美和殿!美和殿!うおおお!!」

「ああっ!ああっ!もうっ!もう…っああっ!おっきい!おおきいっ!」

太兵衛の突き方が荒々しく変わる。
私は…波立つ快感を息絶え絶えに抑えながらも、彼の絶頂を待つゆとりがあった。

「ああっ!あぁんっ!太兵衛様!太兵衛様ぁぁっ!」

どくん!!

太兵衛の先端から出されたものを感じた時、私はここぞと卑猥な声を上げる。
両太腿に力を込め、彼のものを絞り上げる。

「ああっ!熱いっ!太兵衛様ぁぁぁっ!」

太兵衛もくぐもった声を出し応じる。
絞り上げたものからはさらに大量に放出されるが…まだ許さない!

「おおおっ!美和殿!もう出せぬ!休ませてくれ」

「んんっ!まだまだですわ、太兵衛様…」

・・・

日が完全に沈んだ頃、太兵衛は名実とも精根尽き果てて畳の上で突っ伏していた。

水晶を覗く。
御殿様のお付きの武士が、二人のくノ一を捕らえている。
しかし直接彼女たちに触れているのは侍女。武士は遠巻きに警護しているに過ぎない。
御殿様の優しさが伝わってくる。この人が暗君であるはずがない…。

御殿様の方も一段落したようだ。
私も…。

その時、御殿様がこちらに向けて口を開く。

「見ているのか?越後屋!貴様の陰謀になど私は負けぬ。首を洗って待っておれい!」

とはいえ、いくらくノ一を捕らえたところで、越後屋の悪巧みは私が証拠の帳簿を持ち返らなければ証明できないはずだ。
風呂敷から帳簿を抜き取り、越後屋太兵衛をおいて去ろうとした時。

「(パクパク)」

水晶で、御殿様が。私たち、松太郎さまに仕える忍びにしか分からない読唇術。

「美和…任務はどうだ?心配している…無事に帰ったなら、お前を抱きたい。お前を抱いてさえいれば、私はくノ一の罠に落ちることもなかったのだ…お前だけを抱きたい…」

乾きかけていた私のアソコは、さっきよりもずっと、濡れていた。

・・・

クリアしました。
ぱんぱかぱーん。

はあ………ちょっと寝ておこう。
松葉さんが、御殿様が帰ってくるまで…。
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