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帝警備淫夢譚
第2章 松葉昴司、彼女を想い反省す
それから一年が経った。
俺は、ある政治家の汚職を探るべく任務にあたっていたが大失敗。偽物の資料を本物と信じさせられたあげく、違法捜査がばれて会社が訴えられたのだ。
巨額の示談金を支払うことで傷口は塞いだが、俺への追及は、派閥争いや妬みもあって強烈だった。結局、当時の総帥は俺を買いかぶった責任を取る形で辞任、その後病を患って亡くなった。俺自身も関連会社に出向。
さらに、その関連会社からも追い出される形で取引先のビルメンテナンス会社に再就職させられた。今じゃマンション管理の担当者だ。客と言えばマンション管理組合の役員さん。ほとんどが定年世代、年金ライフの達人たちだ。

こうなったことに彼女には何の責任もない。
ただ、俺自身は、あの時に気が付けばよかったのだと後悔している。傲慢だった自分、油断しきっていた自分に。

彼女に関わらなければ気付いていたのか?
関わらなければ彼女は死んでいたのか?
いや、方法論が安直だったのではないか?
別の選択肢を見つけていたなら、彼女のことも、今の状況も変わっていたんじゃないか?

その答えはない。
しかし、あの時、俺の人生の潮目が大きく変わったことだけは確かだった。

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松橋昂司 (マツハシコウジ)

国籍日本
36歳。偽装結婚数回。
172cm、72kg、体脂肪率10%
総合筋力A-(SABCDの五段階。各階を三分割し+-で表記)
・髪が伸びる速度早く、髪形は一定しない。短髪立上げ~七三分けまで様々。
・健康的に日焼けした肌。
・ルックスにランクを付けるとしたらA-(総合筋力参照)。
・ビルメンテナンス会社の課長職。実質、マンション管理のいち担当者。

☆『帝警備(みかどけいび)』の元最年少局長。テロ対策、内偵捜査、要人警護、それらの指揮能力、すべてに秀でたプロ中のプロ。
☆剣道家だった祖父の影響で、小学生時代から武道全般を習う。帝警備前総帥とは国際剣道大会で同行した際に知己を得る。
☆高校時代にはアルバイトで帝警備前総帥の秘書に。捜査の戦略立案を実戦で学ぶ。
☆帝大学に進学。修士論文は「破壊組織内偵マニュアルの功罪」、体育専攻は「剣道」「弓道」「杖道」「糸東流空手」「拳銃術」。さらにスキー、水泳もインストラクター並。
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