この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
PM2時〜パッカー車の恋人〜
第20章 運命のイタズラ

☆久遠青音side☆


紗蘭に会えなくなって1週間になる。

久しぶりの休日の今日、俺は結音の見舞いに病院へ来ていた。

結音が入院している病院は、サラが住む街と同じ街だった。

何だか運命のような物を感じたけど、会えなくなってしまった今は、そんな運命は無駄に思えていた。

結音はスッカリ元気になってきていて、退院ももうすぐだという。

この街に、もう来る事もないのだろうな。

そう思いながら、俺は結音の病室を出て、病院内を歩いていた。

何だろうか…。

今までは全く気にならなかったのに、何だかやけに、ある病室が気になって仕方なかった。

何だ…?

何で、こんなに胸がざわつくんだ…?

すごく惹き付けられるような、誰かに呼ばれているような、そんな気がして、気づいたら、その病室の前で足が止まっていた。

見上げた病室のその患者のネームプレート。

俺は、それを見て目を疑った。


……っ!!

うそだろ…!!


そこには俺の愛しい人と同じ名前が書かれていた。


『星野紗蘭』


/312ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ