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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第20章 運命のイタズラ

「サラ…サラ!!」


強く強く抱き締められて、アズの存在を感じて、涙が溢れた。


「あっ。サラ、ごめん。強く抱き締めすぎたよね…。」

「クスッ。ううん…大丈夫だよ。」


体を離して今更、遠慮するアズを見て何だかおかしくなってしまった。

笑ったのは久しぶり。

何だか気持ちのモヤモヤが、晴れてきたようだった。


「アズ、なんでここにいるの?」

「結音の見舞いに来てたまたま、この病室を見つけたんだ。」

「息子さんに会えたの?」

「あぁ、もうすぐ退院するよ。」

「そう、良かった。」


アズが私の頬にそっと触れて、私を悲しそうに見つめる。

そんなアズの瞳から、キラリと涙が頬を伝う。

初めて見たアズの涙に、私の胸はドキンと音をたてた。

何で…アズが泣くの?

息子さんに会えて、幸せなはずなのに、何で?

アズ…?


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