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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第6章 初デート

いつものように家事をすませて、週1回恒例の友達が経営している居酒屋さんに、ランチを食べに行く。
いつものように電車とバスを乗りついで到着。
見た感じはカフェっぽい外観の居酒屋『SUN』(『ドアの向こう〜君に逢いたくて』参照)
ここのオーナーをしてる希(のぞみ)ちゃんとは、昔からの友人なのだ。
ランチは女のお客さんが多いから、いつも楽しく過ごせる。
十字路で信号待ちをして、お店のドアを開ける。
「いらっしゃいませー!」
女子力抜群の希ちゃんが、キッチンから出て来た。
今日はランチにもお客さんが結構いる。
すでにお酒を呑んでカラオケを歌ってるカップルさんがいた。
あ、何気に男の人かっこいいかも。
そんな感じで見ていたら、彼女さんが隣りの椅子をひいてくれた。
「こんにちは!隣りどうぞ。」
「あ!ありがとうございます。」
彼氏さんの方もこちらを見て、微笑んでくれる。
彼女さんには悪いけど、やっぱり彼氏さん、かっこいい。
「お二人は恋人同士なんですか?」
「私が最初一目惚れしちゃって、最近やっと彼女にしてもらえたんですよ。」
「そうなんですか?でも、一目惚れしちゃうの分かります!すごくかっこいいですよね。」
「でしょっ!かっこいいでしょっ!」

