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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第6章 初デート

女二人で盛り上がっていると、彼氏さんが恥ずかしそうに言った。
「渚、ほんまに恥ずかしいから…。」
「なんで?海音(かいと)かっこいいんだから、いいじゃん。ねっ?」
「はい!かっこいいです!」
「ありがとう。素直に喜んどくよ。」
隣りのカップルさんは、渚さんと海音さん。
お店では、カイ、ナギちゃんて、呼ばれてるみたい。
二人はすごくお酒が好きみたいで、さっきからかなりお酒がすすんでいる。
渚さんが、私にお酒をすすめてくれた。
「良かったら、一杯ご馳走させて。」
「じゃ、お言葉に甘えて一杯だけいただいちゃいますっ。」
渚さん、海音さんと一緒に乾杯する。
昼からのお酒って、初めてだけど何だか楽しいっ。
なんだろう、海音さんと渚さんが楽しいから、楽しいのかもしれない。
二人のペースに私も乗っちゃって、いつの間にか、何杯か飲んでしまった。

