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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第9章 繋がる体

「サラ…俺の首に腕を回して。」
「これでいい?」
「ちゃんと掴まってて…。」
言われるがまま、腕を回すと宙に浮く私の体。
アズにお姫様抱っこされて、そのままベッドの上におろされた。
「アズ、王子様みたいに格好いいから、私本当にお姫様になったみたいだった。こういうの嬉しいなっ…。」
「俺にとって、サラはお姫様みたいなもんだからな。いつでもやってやるよ。サラが喜ぶ事なら何でも。」
私の髪をスッと手ですいて、頬に触れる。
温かい手の感触に、気持ちが落ち着く。
「アズの手。意外に大きいんだね。」
「そうか?普通くらいじゃね?」
細マッチョで身長もすごく高いわけではないアズ。
でも手はゴツゴツとして大きくて、すごく男らしい感じだった。
「アズの手、あったかくて好きっ。触られるとホッとする…。」
アズの手を握り、自分の頬にギュッと押し付けた。
やっぱり、落ち着く…。
眠っちゃいそう…。
「俺もサラの柔らかい肌、好きだよ…。今日はサラの色んなとこ、触らせて…。」

