この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
PM2時〜パッカー車の恋人〜
第9章 繋がる体

そう言ってアズが着ていたシャツを脱ぐ。
いつもは、見えないアズの腹筋が瞳に入る。
普段は腕しか見た事ないけど、胸や腹筋もほどよく日焼けしていて筋肉がついている。
引き締まった体に、瞳がそらせない。
綺麗…。
素直にそう思った。
思わず手を伸ばしてアズの腹筋を触るとアズが、んっ?とこちらを不思議そうに見た。
「腹筋好きなの?」
「綺麗な体だな?って思って。」
「俺なんて華奢な方じゃない?」
「そんな事ないよ。すごく綺麗な体。」
「俺に欲情してくれたの?」
意地悪そうに笑うアズ。
でも何だか今日は素直に、意地悪されたくなった。
「そうだよ。アズの綺麗な体に欲情してる…。」
「っ…!!もうそういうのは、反則だわ。いつもは素直じゃないくせにっ。」
乱暴に服を脱がされて、私もいつの間にか、裸になった。
私も少しは鍛えてくれば良かったと、後悔する。
でもアズは、そんな私の体を見て甘く囁いた。
「はぁっ…サラ。綺麗だよ…。」
その言葉にホッとする。

