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報酬
第1章 日常
夢?とはいえ生まれて初めて真近で見るそれは例えそれが人のソレではないにしろ、オレの目を釘付けにした。

動画や画像で見た事がない訳ではないのだが、目の前のソレは淫らで、そして美しかった。

夢のハズなのにリアルで酸味がかってどこか鉄の匂いが混ざって自分の性器の匂いにも似ていた。

もう少しだけ...。

クチッ...チュプっ...

更に拡げて挿入部を覗き込んだ。

ついさっきまでオレのち〇ぽを咥え込んで、締め付けていたものとは思えない小さな祠が息づいてヒクヒクと生き物のように動いている。

「こんなちっちゃな穴に入ってたのか...」

「見てるだけじゃ...いや。」

「んぷっ!ジュルルル!」

口の中に甘酸っぱい匂いが広がる。
後頭部を押さえつけられて呼吸が出来ない。

「もぅ...眠ったフリしてドキドキしてたのに...見てるだけなんだもん...放置プレーもほどほどにしないと。」

柔らかい太股に耳を塞がれてるはずなのに、その甘い声は聴こえてくる。
鼓膜ではなく、脳内に直接響き渡り、一瞬で支配してきた。

「たまらないの...うぅん...ホント...この時が来るなんて...素敵よ。でも...キスはもっと情熱的に!...舌先で唇を押し広げて...」

な!なんだ?...舌が勝手に!

オレの意思と関係なく舌が動き始める...

触手のように別の意識を持って巧みに小陰唇を掻き分ける。

「はぅぅ!上手ね。...そこ...下からすくいあげるように...」

オレの触手は生き物のように伸縮を繰り返し、時に固く、時に柔らかく、膣壁をくまなく這い回る。

何かを探してるように...。

「早くぅ...はぅ...もっと上...そこ!そこよ!はぁぁん!」

挿入部の上部に張り出した恥骨の丘を越えると柔らかい突起に舌先が辿りついた。
他の内壁とは明らかに質感や味が違う。
まったく別の粘液が湧き出して舌先を迎え入れた。

「ひぃぃぃ!来たよ!...そこなの!ひょこがしゅきらのぉ!」

脳内にさっきの呂律の回らない甘味な声が響くと同時に舌の根元を強烈に締め付けてきた。

く...苦しい!息が出来ないよ!...死ぬ。

「まだよ!まだまだ!お鼻が遊んでるもん!...もっとちゃんと押し付けて!鼻は...ここよ。」

「んぐぅぅ!」

鼻先に肥大したクリトリスが擦り寄ってきた。


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