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わけありっ、SS集!
第9章 バイオレンスな彼女

「ならどうしてあんなもの買ったの? 喧嘩売ってんの、ねえ、ああ?」

 徐々に悪くなっていくひかるちゃんの口調に、俺は身震いする。
 来る、バイオレンスが来る!
 俺は両手を真上に掲げ、そのまま畳に突っ伏した。
 一言で説明するなら、土下座だ。

「わ、悪かった! 俺が悪かった! お金はなるべく切り詰めて、早く結婚資金貯めて結婚するって約束だったもんな。そのためにひかるちゃんも靴とか服とかマグロの姿煮とか我慢してるんだもんな。わかってはいたんだよ……。だけど――」

 俺はぐっと拳を握り、唇を噛んだ。

「だからこそ、ひかるちゃんにあの服着てほしかったんだ! 俺の安い給料じゃブランドも何も買ってやれなくて、いっつも不自由な思いさせてると思ったから! だから……っ、だからせめて世界一可愛いキミに、一番似合う服を……っ!」

 そこで俺の言葉は途切れる。
 なんと、ひかるちゃんが笑っていたのだ。普段なら滅多に見せることのない、まさに天使のような極上の微笑み。
 ついに彼女にデレ期到来か!?

「わ、わかってくれたんだね、俺の気持ちっ」
「歯、食いしばれや」
「…………え?」
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