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第2章 拒絶反応
「慧吾君、智也君が見えたよ?」
個室にも関わらず、ベッドはカーテンで閉め切られ、心底会いたかった親友の姿は見えない状態。
「慧吾!!」
「おっ、とと!」
ナヨナヨ担当医を押し退けると、心配で堪らない親友の顔を見ようと、勢い良くカーテンを開けた。
が、
「慧吾?智也だよ!」
布団を頭までスッポリと被り、顔を見る事が出来ない。
「慧吾!何やってんだ!!」
「あ、智也君!ちょ、ちょっと待って!」
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