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向日葵
第7章 愛と孤独
また、平凡でありがらも当たり前の日常が巡った。
毎日、仕事で忙しくしていれば、噂話など気にならなくなった。
梨花からの嫌がらせもない。
白石とは良き仕事仲間という関係を保った。
葉月が花嫁となる日だけは、無情にも刻々と迫っていた。
時間が許す限り、二人で過ごす時間を作った。
部屋にゼラニウムのアロマを焚き、香りに癒やされながら、葉月の身体を抱いた。
脚を開いて覗き込むと、愛しい朝顔は露を含み、みずみずしい濡れ姿を魅せていた。
指でその露をすくい優しく掻き混ぜる。
指先を濡らし、花びらの淵をなぞり、柔らかい感触を味わう。
蕾を指先で弾き、微動だに動く朝顔を指は離そうとしない。
「はぁ……すみれ……うぅ……意地悪しないで!!…」
甘く囁く声は拍車をかける。
もうすぐ、醜いペニスがこの穢れなき場所に我が物顔でお構い無しに踏み込んでくるだろう…
もう、私だけのモノでなくなり、この蜜を吸い尽くされてゆく。
でも、指も舌もこの感触や味を忘れたりしない。
這わせた唇や舌は甘い蜜を吸いながら、私の印を葉月の身体に刻んでいった。
ーー永遠に変わらぬ愛を誓う、記憶という名の印をーー
毎日、仕事で忙しくしていれば、噂話など気にならなくなった。
梨花からの嫌がらせもない。
白石とは良き仕事仲間という関係を保った。
葉月が花嫁となる日だけは、無情にも刻々と迫っていた。
時間が許す限り、二人で過ごす時間を作った。
部屋にゼラニウムのアロマを焚き、香りに癒やされながら、葉月の身体を抱いた。
脚を開いて覗き込むと、愛しい朝顔は露を含み、みずみずしい濡れ姿を魅せていた。
指でその露をすくい優しく掻き混ぜる。
指先を濡らし、花びらの淵をなぞり、柔らかい感触を味わう。
蕾を指先で弾き、微動だに動く朝顔を指は離そうとしない。
「はぁ……すみれ……うぅ……意地悪しないで!!…」
甘く囁く声は拍車をかける。
もうすぐ、醜いペニスがこの穢れなき場所に我が物顔でお構い無しに踏み込んでくるだろう…
もう、私だけのモノでなくなり、この蜜を吸い尽くされてゆく。
でも、指も舌もこの感触や味を忘れたりしない。
這わせた唇や舌は甘い蜜を吸いながら、私の印を葉月の身体に刻んでいった。
ーー永遠に変わらぬ愛を誓う、記憶という名の印をーー