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向日葵
第8章 愛の痛み
 私は家に帰り、葉月に教えて貰った順序に伴って、アールグレイを淹れて飲んだ。
涙がまた溢れ出てきた。

 シャワーを浴び、ベッドに入る。
なかなか眠れず、気休めに昔自分の書いた小説や悲恋ものの物語などをスマホを操作しながら読んでいたが集中力が続かない。
もう、日付が変わろとしていた。
本当に長い一日が終わったのだと思えた。

 そんな時、一通のメールが届く。
送り主は葉月。


✾✾✾

 すみれ

 今日はどんな一日でしたか?
私は『おめでとう』と繰り返される言葉や笑顔が痛いと思った一日でした。

 忙しく終わってしまい、いよいよの時を迎えました。
それが一番痛かった。

 夫は今、全てが終わり、鼾をかいて寝てます。
私は眠れずにあなたにメールを打ってます。
あなたを想いながら、初夜を受け入れました。
身体が強ばり震えました。
目を閉じて、あなたに愛撫されていると思う事で痛みを和らげました。
ペニスを受け入れた時、あなたじゃないモノが身体を駆け巡り、『助けて!』叫びそうになりました。
やっぱり、あなたを一番愛してるのだと心が正直になりました。
でも、この気持ちは表に出してはいけない。
だから、あなたにだけは本当の気持ちをそっと伝えます。


 すみれ、愛してる。

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