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向日葵
第1章 愛を契る
葉月は真っ直ぐと私の目を見て、ニッコリ笑いながら、語り始めた。
「知的なとこでしょー
女らしいとこでしょー
あと、クールに生きてるとこ」
「えっ、えぇー!!」
「そういうとこ、いいなーって素直に思う」
「いや、だって、葉月ちゃん…
葉月ちゃんの方こそ、スポーツ万能だし、背は高くてモデルさんみたいだし、みんなのアイドル的存在だったじゃない。
私なんて地味子だし…教習所で声を掛けて貰って、こうしてお茶飲んでるのが不思議なくらいよ」
「もう、やだなぁ…
そんな風に言われちゃうと照れるけどね、私はすみれちゃんみたいな子に憧れる。
ちゃんと自分の主張を持った強さみたいなものがある人。
滲み出る逞しさみたいなもんを感じるよ。
友達になれて嬉しい!」
葉月の言葉にドキッとした。
目が合わせられない…
私は目の前のクリームソーダの泡を眺めていた。
「知的なとこでしょー
女らしいとこでしょー
あと、クールに生きてるとこ」
「えっ、えぇー!!」
「そういうとこ、いいなーって素直に思う」
「いや、だって、葉月ちゃん…
葉月ちゃんの方こそ、スポーツ万能だし、背は高くてモデルさんみたいだし、みんなのアイドル的存在だったじゃない。
私なんて地味子だし…教習所で声を掛けて貰って、こうしてお茶飲んでるのが不思議なくらいよ」
「もう、やだなぁ…
そんな風に言われちゃうと照れるけどね、私はすみれちゃんみたいな子に憧れる。
ちゃんと自分の主張を持った強さみたいなものがある人。
滲み出る逞しさみたいなもんを感じるよ。
友達になれて嬉しい!」
葉月の言葉にドキッとした。
目が合わせられない…
私は目の前のクリームソーダの泡を眺めていた。