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向日葵
第1章 愛を契る
「私、陽だまりの猫さんが描く世界が好きよ。
中でも、『醜い、ペニス』がお気に入り。
女しか愛せない主人公は、同じ大学に通う友達に恋をした。
何とか彼女に近づきたい主人公は、彼女と同じテニスサークルに入った。
次第に彼女と距離を縮めて親しくなり、何でも気軽に話せて、信頼出来る友達のポジションを得た。
もう、これ以上望まないと思っていた。
当然、主人公の気持ちに彼女は気づかない。
やがて彼女は主人公に恋をしている事を打ち明けた。
彼女が好きだったのは、同じテニスサークルの先輩。
結局、主人公は彼女の好きな先輩のキューピット役まで引き受けてしまう。
皮肉な事にその先輩が好きだったのは、主人公だった。
男に恋愛感情を持たない主人公にはそれには応えられない。
ましてや、自分の恋する彼女の好きになった男。
板挟みになって悩み、苦しんだ。
選べない、選ばれない。
苦しみの果てに出した答えは、彼女の好きな先輩にバージンを捧げる事だった。
『微かな痛みは、私を女だと自覚をさせた。
処女でなくなったという、喪失感が心底からこみ上げる。
そんな事はお構いなしとでも言うのか……
醜いペニスは私の膣の中で蠢いていた。
どうせ叶わぬ恋ならば粉々になってしまえばいい…』
ここの台詞好きよ。
主人公に感情移入してしまって、何度も読み返した。
主人公と私は似ているわ。
手に入らないなら、粉々に壊してしまいたくなる。
中でも、『醜い、ペニス』がお気に入り。
女しか愛せない主人公は、同じ大学に通う友達に恋をした。
何とか彼女に近づきたい主人公は、彼女と同じテニスサークルに入った。
次第に彼女と距離を縮めて親しくなり、何でも気軽に話せて、信頼出来る友達のポジションを得た。
もう、これ以上望まないと思っていた。
当然、主人公の気持ちに彼女は気づかない。
やがて彼女は主人公に恋をしている事を打ち明けた。
彼女が好きだったのは、同じテニスサークルの先輩。
結局、主人公は彼女の好きな先輩のキューピット役まで引き受けてしまう。
皮肉な事にその先輩が好きだったのは、主人公だった。
男に恋愛感情を持たない主人公にはそれには応えられない。
ましてや、自分の恋する彼女の好きになった男。
板挟みになって悩み、苦しんだ。
選べない、選ばれない。
苦しみの果てに出した答えは、彼女の好きな先輩にバージンを捧げる事だった。
『微かな痛みは、私を女だと自覚をさせた。
処女でなくなったという、喪失感が心底からこみ上げる。
そんな事はお構いなしとでも言うのか……
醜いペニスは私の膣の中で蠢いていた。
どうせ叶わぬ恋ならば粉々になってしまえばいい…』
ここの台詞好きよ。
主人公に感情移入してしまって、何度も読み返した。
主人公と私は似ているわ。
手に入らないなら、粉々に壊してしまいたくなる。