この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
向日葵
第7章 愛と孤独
 二時間ほど時間を潰して家に帰った。

 部屋を開けると、「おかえり、すみれ」と愛しい人の声が聞こえた。

 「葉月!!」

 「鍵があるからね…
通い妻気分を味わえるわ!」

 私を驚かせようとして、電気も点けずに待っていた。

 はにかんだ葉月笑顔を見た瞬間、今この時が夢ではなく現実なんだと実感が込み上げ、葉月に飛びついて声を出して泣いていた。

 「すみれ!?」
 驚く葉月の声が頭上に響いても、あなたの香りに包まれて泣きたい日だってある。
強くなりたいと思っても、挫けてしまう日だってあるの。


 「落ち着いたら、紅茶淹れるよ。
新しい茶葉とマカロン買ってきた。
すみれに会いたい気持ちを我慢していたら、足が勝手にここを目指して歩いていたよ。
きっと、そう思わせる何かがあるのね…
以心伝心かな?
不思議ね…」


✾✾✾
 
 ねぇ、葉月
あなたが居るから私は生まれてきたんだよ。
あなたを愛する日々を生きる為に。

 そう思うよ。

/165ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ