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続「辿り着く 先には」
第5章 『遠隔』

その気持ちを考えるまもなく身体は命令を受け入れた。色々な複雑な現実と、今の聖との関係を一ヶ月考えていたがどうにもなることではなかった。何一つ、思う通りなどならなかったと言うのにただ一つだけ今この快楽だけが現実だった。
「音を聞かせてみぃ、その淫らでどうにもならない花園の水音を。撒き散らしさぞ、本体の花は美しくなっていることだろう・・・」
「ご主人様、体がおかしくなってます。蜜が溢れて止まらない・・」
「おかしくなんかあらへん、それが普通や。扉の前に立って、絢音。立ちながら全ての水を吹き出して、その淫乱な体を解き放て。」
「でも、帰ってきて聞かれたら・・・」
「聞かせてやればいい、今まで抱くこともしなかった絢音がこんなにも淫らで淫乱で他の男の言葉に反応を出来ることを思い知らせたらええ。」
体の触れ合いをしなくなってから三年、どんなにかこの体を持て余したことだろうか。怨みも募った、何が悪かったのかと?自分だけが悪かったのだろうかと。辛さが聖の命令を聞く、引き金となっていた。立ち上がって扉に背を付けるとひんやりとして気持ちが落ち着いた。
「立ちました、ご主人様。」電話の向こうで何時もの顔を浮かべているのだろうと容易く、想像できた。
「片手で胸の突起を摘まめ、そしてもう片方で下の口を掻き回せ。激しく淫らに、僕を楽しませてや。」這わせる指先が、羞恥を煽る。肌が震えたが、指を奥に入れるとぐちゅりと厭らしい音がして吐息が漏れた。イヤホンから聞こえる魔王の指示が、その指先に降りおりた気がしてならない。
「もっと、もっと奥まで指を。激しく掻き回して自分の気持ちいいところを探せ。絢音の厭らしい香りと声がええわ。」
「気持ちいい、奥から蜜が溢れて。なんか出ちゃう。ああー、駄目。」
「やめたらあかん、そのまま続けぇ。潮を吹いて気持ち良くなり。」指先のスピードが上がって、恐ろしいほどに気持ちよさが巡り水音が激しくなって溢れ出た。びちゃびちゃと言う、音と共に吹き出した潮は太ももに流れ落ち床に水溜まりを作った。
余りの量に驚いて、でも手は止められず逝って頭の中が白くなってしまいそうなのを堪えてそこに呼吸を整えた。
「音を聞かせてみぃ、その淫らでどうにもならない花園の水音を。撒き散らしさぞ、本体の花は美しくなっていることだろう・・・」
「ご主人様、体がおかしくなってます。蜜が溢れて止まらない・・」
「おかしくなんかあらへん、それが普通や。扉の前に立って、絢音。立ちながら全ての水を吹き出して、その淫乱な体を解き放て。」
「でも、帰ってきて聞かれたら・・・」
「聞かせてやればいい、今まで抱くこともしなかった絢音がこんなにも淫らで淫乱で他の男の言葉に反応を出来ることを思い知らせたらええ。」
体の触れ合いをしなくなってから三年、どんなにかこの体を持て余したことだろうか。怨みも募った、何が悪かったのかと?自分だけが悪かったのだろうかと。辛さが聖の命令を聞く、引き金となっていた。立ち上がって扉に背を付けるとひんやりとして気持ちが落ち着いた。
「立ちました、ご主人様。」電話の向こうで何時もの顔を浮かべているのだろうと容易く、想像できた。
「片手で胸の突起を摘まめ、そしてもう片方で下の口を掻き回せ。激しく淫らに、僕を楽しませてや。」這わせる指先が、羞恥を煽る。肌が震えたが、指を奥に入れるとぐちゅりと厭らしい音がして吐息が漏れた。イヤホンから聞こえる魔王の指示が、その指先に降りおりた気がしてならない。
「もっと、もっと奥まで指を。激しく掻き回して自分の気持ちいいところを探せ。絢音の厭らしい香りと声がええわ。」
「気持ちいい、奥から蜜が溢れて。なんか出ちゃう。ああー、駄目。」
「やめたらあかん、そのまま続けぇ。潮を吹いて気持ち良くなり。」指先のスピードが上がって、恐ろしいほどに気持ちよさが巡り水音が激しくなって溢れ出た。びちゃびちゃと言う、音と共に吹き出した潮は太ももに流れ落ち床に水溜まりを作った。
余りの量に驚いて、でも手は止められず逝って頭の中が白くなってしまいそうなのを堪えてそこに呼吸を整えた。

