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続「辿り着く 先には」
第8章 「破壊」
急激に快楽は身体を貫いた。ぐっと入った指先が熱く、花園の鍵となってそこをこじ開けた。痺れる快感が子宮を貫いて、脳裏に突き刺さる気がしてならない。一瞬で、魔王は全てを奪い自分を女へと変えて絢音の身体は何もかもが性感帯となった。

何処を触れられても、言葉の支配で身体中が逝き呼吸が奪われて行く。それを感じ取れる絢音も凄かったが、それを見極めて操って行く聖の魔王の力も絶大なものだった。

「指先だけに集中しぃ、蠢くその快楽を貪って楽しみ何度でも逝け。もう、絢音の身体は玩具なのだから。」
「ああー、駄目、出ちゃう。出ちゃうから!!」水音が一層、酷くなる。下半身に力が入らず、腰が浮く。びちゃびちゃと、卑猥な音が部屋中に響き渡ったあと絢音の悲鳴が上がる。吹き出した水が勢いよく出て、飛び散った。溢れるその姿を見るのが楽しみだった聖はほくそ笑み堕ちて行く女を楽しんだ。

「溢れて止まらないぞ、絢音。淫乱な女だ、本当に楽しませてくれる。自由に快楽を楽しめるお前の身体は最高の玩具だ。」
「駄目、止まらないー。いやっ、ああー」
「身体中の水が出てる程だな、どんなに餓えていた。此処は快楽を貪り喰うただの、穴だな。厭らしい絢音。全く、貪欲でいつまでも卑屈いてるぞ。」恥ずかしさに顔が赤くなっていくのすらも楽しい。

「止めて、見ないで。こんなの、嫌なの。」
「目を閉じたらあかん、自分のこのふしだらさを良く見ぃ。太ももを濡らして、欲しがりの穴は痙攣している。ほんまに、厭らし過ぎるわ。」顔を伏せそうになるのを無理矢理上げさせ、唇にその濡れた指をくわえさせる。首を振っても無理矢理、口に入れた。

「舐めて綺麗にしぃや。自分の淫乱な味を味わえ。そしてもっと、厭らしく楽しませぇな。」言葉だけが身体中を覆い、まるで鎖となって囚われていくようだった。快楽の事しか考えられなくなって行く。現実が遠い彼方へと消えていくようだった。自分自身の意識を保つことが出来なくなる。それが奪われる心だった。

支配と奴隷の狭間を考える余裕は、もう絢音には無かった。それが、聖だった。何人もの女の心を奪い、何人もの女の身体を味わってきたからこそ出来ることだったのだ。
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