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びっちカノジョ 【2期目】
第10章 Scene.09
 
 うん。

 またボコボコにされたの言うまでも無い。

 あんな重苦しい雰囲気出しといて、ファブ○ーズ飲んで腹下しというオチ。

 アタシですら手が出た。

 第一、アレは飲み物じゃ無い。

 それに筋骨隆々の体に腰巻き一つの手ぶら状態。

 一体何処に持ってんのよ。

 他にも色々とツッコミたかったけど、物言わずに俯せで倒れたオークを見たらスッキリした。

「あ、姐御…。コイツは何しに来たんスかねぇ………」

「アタシに訊かれても知らないわよぉ」

「エリスさんを追い掛けてきたんじゃ………」

「アンタ…妙にヘンなのに懐かれたりするしねぇ」

「だから知ーらーなーいー」

 ぴんちゃんまで、まるで『モンスター枠は譲らない』とばかりに、足元でぽよんぽよんと高速で跳ねて自己主張してる。

 なんで責められる矛先がアタシに向く。

 そう思ったら、何だかムカムカっとしてきて、思わずミュール履きの爪先でオークを小突いた。

 意外と痛かった。

 思わず涙目。

「と、とにかくぅ、アタシは何にも知らないわよぉっ」

 三人のジトッとした視線も痛かった。
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