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びっちカノジョ 【2期目】
第3章 Scene.02
言葉を詰まらせたヤス。
その視線はアタシの後方。
「……如何したって言うのよぉ」
グニュグニュと爆乳おっぱいを押し当てていたけど、ヤスの表情が気になる。
これまた、何とも言えない微妙な表情。
「…姐御………そこに………」
「もぉ…一体何よぉ」
取り敢えず、ヤスの見ている方へと振り返った。
「………」
ヤバい。
シュウとアカネに気を取られてる場合じゃ無かった。
此処はもう町外れ。
あの二人と同じように、アタシ達もモンスターと遭遇する可能性もあった。
「あ、姐御…ここは一つ………」
「………」
ヤスの声は聞こえてる。
だけど動けない。
岩に背中を預けたアタシの腕を引っ張るヤス。
だけど動かない。
「あ、あね…ご?」
一点を見詰めて微動だにしないアタシ。
戸惑う声は聞こえてる。
刻一刻と距離は縮まってる。
次第にハッキリと分かるその姿に、アタシは限界だった。
「もう、ムリぃぃぃっ」