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びっちカノジョ 【2期目】
第4章 Scene.03
 
「で、この子…何なのよぉ………」

「何なの…言われてもっスねぇ………」

 岩に撓垂れて座るアタシの横で、延々とポヨンポヨンと跳ねるだけのスライム。

 その体は、水色からアタシの髪色と同じ鮮やかなピンクに変色していた。

「あんな事…普通のスライムはやらないし、色が変わるなんて聞いた事無いっス」

「でも、散々イかされたわよぉ………」

「繁殖は分裂するしか無いコイツらに、性欲なんてのは無いはずっス」

「でも、おマンコのナカまで挿入ってきたわよぉ? …しかも子宮まで入りそうだったしぃ」

「それがよく分からねぇっスよ…。コイツ…普通のスライムじゃ無いんスかねぇ…」

 テカテカと光沢を見せながら、ポヨンポヨンと跳ねるだけの丸いスライム。

 一見したら可愛いだけなのに、あんな責めをされたら気味が悪くなる。

「と、取り敢えず、ここは逃げるしかないっスよ」

「でもねぇ………」

「な、なんスか?」

「アタシぃ……腰立たないんだけどぉ………」
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