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びっちカノジョ 【2期目】
第5章 Scene.04
「…追い出されたっスよ………」
「あははっ……ごめんってぇ」
ヤスのジト目に耐えられない。
「でもぉ…他に客居ないんだから良いじゃないのよねぇ?」
「…でも…アレは無いっス………」
廊下まで飛び出して隠語吐きまくりでハメまくったのがアウトだったのかもしれない。
「ヤるのは構わないけど、もう少し考えてくれんか?」
宿屋のオヤジさんの呆れた顔が忘れられない。
汗塗れのアタシのフェロモン全開エロボディを見ても、呆れるだけなんて初めてだった。
意外とあのオヤジさんは強者なのかもしれない。
「…あの姐御見たら…誰でも引くと思うんスけど………」
「そー言って、何発も射精【ダ】したのは誰よ………」
「それは、姐御が離してくれないからっスよっ」
「ちっとも萎えないから、アタシは頑張っただけじゃなぁい」
「姐御のアソコはヤバいんですって………」
暗闇の草原の中、へっぴり腰のヤスとコロコロ転がるピンク色のスライムを引き連れて進む。
しかし、アテなんて無い。